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年金保険料延滞対策で与野党“アピール合戦” [社労士]

Yahooのトピックスからこんな記事を見つけ読みました。

年金保険料延滞対策で与野党“アピール合戦”

元は、産経新聞の記事で、

〈 年金記録問題をめぐり、与野党が延滞金の優遇策を相次いで打ち出している。自民、公明両党は、企業が厚生年金保険料を延滞した際の利息を引き下げる改正法案を今国会に提出した。これに対抗して、民主党は社会保険庁のずさんな管理のために支払われなかった年金には、受給が遅れた期間の利息を上乗せする法案の提出を検討している。衆院選が近づけば、年金記録問題が再浮上することをにらんだ“アピール合戦”の様相だ。 〉

〈 両案をめぐっては、民主党が「記録問題の中心は支給漏れ。ここに利息を付けない与党案はおかしい」(厚労関係議員)と指摘しているのに対し、与党は民主党案を「社保庁の責任があるケースだけに限定するのは困難。システム改修などで時間と莫大な資金がかかる」(自民党中堅)と批判している。 〉

とあります。

保険料滞納時の延滞利息の引き下げも、支給もれの年金に利息を上乗せすることもけっこうな事です。ただ、年金に対してこれだけ不信感が高まっているときに、与党も野党も関係なく、やれることはやっていかないと本当に見放されてしまいかねません。“アピール合戦”なんてやっている場合じゃないでしょうとため息が出ます。

個人的には、未支給の保険給付についての見直しを早くする必要があると思います。年金の受給者が亡くなってしまったときに、未支給の年金を受けられるのは、死亡当時その人と生計を同じくしていた配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹となっています。今、支給もれの年金が見つかっても事務作業の混雑からすぐには支払われないそうです。

これは例えば、田舎で一人暮らしのおじいちゃんに支給もれの年金が見つかっても、支給前におじいちゃんが亡くなってしまったら、都会で別に暮らしているおじいちゃんの子供に支払われるわけではないということです。

こういうことが実際に起きているのかどうかは知りませんが、もし自分が当事者であったなら絶対に納得できないでしょうね。起きる前に対策をとっていくべきだと思います。

私の事務所のホームページです。こちらもご覧ください。

社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー・DCプランナー 安部事務所

公的・民間を問わず、「保険」、「年金」 と名のつくものについては、なんでもお気軽にお問い合わせください。

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