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龍馬伝 [その他]

昨日、先週とNHKの大河ドラマ「龍馬伝」を見ました。初回の放送では、岩崎弥太郎が「坂の上の雲」の正岡子規と重なってしまい、「だんだん。」とか言い出すんじゃないかと混乱しそうになりましたが、2回目の放送ではもう違和感なく見ることができました。

しかし、大河ドラマってひとりの人間の一生を描くということで仕方のない面もあるとはいえ、お転婆でじゃじゃ馬な主人公(篤姫)や優柔不断で頼りない主人公(直江兼継、今回の坂本龍馬もそうですね)が、様々な人に出会って人間として成長していく、というパターンにはまっているんじゃないか、と思いますよ。

まだ2回の放送ですから判断しかねますが、中々楽しめそうです。今後も見続けようと思います。まあ、よほどつまらない限りでなければそのまま1年見ちゃうんですけどね。

幕末維新の歴史上の人物というと今作の主人公、坂本龍馬が一番好きだという人が多いと思いますが、私が一番好きな人物は高杉晋作です。とてつもなくムチャクチャな人間ですよ。幕末ものの大河ドラマでも、長州の人物が主人公のものはしばらくやっていないはずですので、是非取り上げて欲しいものです。

「龍馬伝」はオリジナル脚本なので原作本がありません。だからというわけではありませんが、「坂の上の雲」もまだ読み返していないのに、今度は「竜馬がゆく」をまた読んでみたくなりました。

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