平成26年度の最低賃金の全国平均は780円

これまでに何度か地域別最低賃金の改定についてニュース記事を紹介しながらブログに書いてきましたが、各都道府県労働局に設置されているすべての地方最低賃金審議会が平成26年度の地域別最低賃金の改定額を答申し、各都道府県の最低賃金、発効予定年月日が出そろいました。

地域別最低賃金額答申状況のポイントは、

●　改定額の全国加重平均額は780円（昨年度764円、16円の引上げ）

●　改定額の分布は677円（鳥取県、高知県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県）～888円（東京都）、すべての地方最低賃金審議会で13円以上（ 13 円～21円） の引上げが答申された

●　平成20年の改正最低賃金法施行後、初めてすべての都道府県で最低賃金と生活保護水準との乖離が解消される見込み

です。

答申された改定額は、各都道府県労働局での関係労使からの異議申出に関する手続を経た上で、都道府県労働局長の決定により、10月１日から10月下旬までに順次発効される予定です。

関東都県の最低賃金は、東京都888円（引上げ額19円）10月1日発効予定、神奈川県887円（引上げ額19円）10月1日発効予定、埼玉県802円（引上げ額17円）10月1日発効予定、千葉県798円（引上げ額21円）10月1日発効予定、群馬県721円（引上げ額14円）10月5日発効予定、栃木県733円（引上げ額15円）10月1日発効予定、茨城県729円（引上げ額16円）10月4日発効予定です。

関東地方以外の各道府県の最低賃金の額や発行予定年月日は、厚生労働省のホームページに一覧表がありますのでそちらでご確認ください。

平成26年度地域別最低賃金額答申状況
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11201250-Roudoukijunkyoku-Roudoujoukenseisakuka/besshi.pdf

私の事務所のホームページです、こちらもご覧ください。

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コメント 6

いろいろご親身になって相談受けて頂きありがとうございます。
まだ先方は知らないことなので先週と何も変わってはいないのですが・・・。今までその状態で仕事していた事、あと支障ないことも言ってみようとおもいます。最終的にはどうなるかわかりませんが、でも雇用解雇はないって教えて頂いたで勇気でました。また月曜夜に報告したいと思います。
by みぃにゃん (2014-08-31 16:07) 

みぃにゃんさん、こんばんは。
もし、それでも目のことを言ってきたら、ハローワークを通して労基から指導してもらうといいでしょうね。
まあ、そんなことがないにこしたことはありませんが。
by heroherosr (2014-08-31 18:28) 

６７７円ですか。学生の時のバイトの時給より安いというのは、
切ないですね・・・
by don (2014-08-31 18:56) 

最低賃金とか定められていても、一昔前(２０年くらい前)はコッソリ、最低賃金以下のところもあったりしたのですけど、今は時代が違いますね。最低賃金程度の提示では、バイトも集まらないです。世の中、ちょっと人手不足寄りみたいですからね。
それと、やっぱり人口の多いところは最低賃金も高めですね。だから、一極集中するのかなあ。
by 猫きち (2014-09-02 14:12) 

donさん、こんにちは。
高校生時代は500円台でしたが、大学生になると677円よりも高かったですね、何十年前のことなのに切ないですね。
by heroherosr (2014-09-02 17:16) 

猫きちさん、こんにちは。
こんなことをブログに書いていますが、私も20年くらい前は最低賃金のことは知りませんでした。
私はともかく、今はネットの時代だから認知が高まっているんですかね。
by heroherosr (2014-09-02 17:20)