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私の生命保険への考え方 [生命保険]

自分の事務所のホームページでも、生命保険、医療保険加入・見直しのポイントというページで私の生命保険への考え方について書いていますが、今日はこのブログでもあらためて私の思いを書きます。

本、雑誌、インターネットなどで紹介されている保険加入、見直しというと、保険と貯蓄は切り離して掛け捨ての定期保険が良いとか、解約返戻金を有効利用できる終身保険が良いとかといった話になりがちですが、それは方法論であって一番大切な要素であるとは思えません。

一番大切な事は、保障内容をはっきりとすることだと思いますが、えてしておろそかになりがちです。

最近、若い方達と話すとバブル世代の私なんかと違い、金銭感覚がとてもしっかりしていて、資産運用について理解されている人が多くなっているのに驚かされます。そのような人には、保険と貯蓄は切り離して掛け捨ての定期保険が良いでしょう。しかし、一方でそういう面倒なことは考えたくないという人も現実にはいます。そのような人が定期保険に加入したとしても、残りの額をただ単に普通預金に入れるだけであったり、タンス預金にするならば、終身保険に加入し解約返戻金を有効利用するほうがオトクになります。

保険の種類のどちらが良い、悪いというわけではなく、どちらが向いているかということです。

保険で準備する保障内容は、いざというときに必要とされる額からその人の資産、社会保障などを引いた額になります。これを無視した、払える保険料から保険金額を出すという考えは論外ですが、社会保障への理解が足りないがために、保障内容に過不足が生じないかと懸念するケースもあります。

東京から大阪に行くことを例として考えると、新幹線で行くか、飛行機でいくか、高速バスで行くかとの方法論よりも、名古屋までの運賃しか払わなかったので大阪に着かなかった、あるいは広島までの余分な運賃を払ってしまったということの方が、よっぽど大切なことではないでしょうか。

大ざっぱに書きましたが、これが私の保険の説明をするときに一番根っこにある考えです。

私の事務所のホームページです。こちらもご覧ください。

社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー・DCプランナー 安部事務所(クリックしてください。)

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