転覆病

家で飼っている金魚のピンポンパールですが、おなかを上にして水面に浮いてしまいました。最初に見たときには死んでしまって浮いているのかと思いましたが、死んでしまったわけではありませんでした。生きているとはいえ金魚がふざけてそんな格好をするわけはありませんので、これはなにかまずいことになったと思い調べて見ました。

｢ピンポンパール｣で検索をすると、他のキーワードで｢ピンポンパール　転覆病｣と出てきますので、これだと思い調べてみるとまさしく同じ症状で、家のピンポンパールは転覆病になってしまいました。

転覆病は魚の浮き袋が上手く機能しないことが原因の病気で、寄生虫、カビなどの後発的な要因で発症するものではなく、個体によって転覆しやすいものとしにくいものが分かれるそうです。特に丸手の金魚はかかりやすいみたいですので、ピンポンパールにとってはやっかいな病気です。

でも、この転覆病は金魚だけがかかる病気ではなく、ほかの魚もかかる病気みたいですが、私の熱帯魚歴ではこんなの初めての経験です。まあテトラなどの小型魚ばかり飼っていますので気が付かなかったのかもしれませんが、エンゼルフィッシュがおなかを上にしてプカプカするなんてことはありませんでした。

個体によって転覆しやすいものとしにくいものがいるとはいえ、えさの与えすぎが原因ともなるそうで、なるほどよく食べるからついえさを入れすぎていたのかもしれません。良かれと思って、ピンポンパールにかわいそうなことをしてしまいましたよ。

こういう病気ですので薬での治療方があるわけではなく、とりあえず今日から絶食させて様子を見ることにします。はてさて、どうなることでしょうか。

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