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平成22年度の初任給の統計 [社労士]

厚生労働省が先月に「平成22年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」として、学歴、企業規模、産業ごとに平成22年の初任給の統計結果を発表しました。去年も平成21年度の初任給の統計を紹介しましたので、今年も紹介します。

学歴別、男女別の平成21年の初任給は以下のとおりです。

男性 大学院修士課程修了  224.5千円(対前年増減率 -1.9%)

    大学卒          200.3千円(〃 -0.5%)

    高専・短大卒      170.3千円(〃 -1.3%)

    高校卒          160.7千円(〃 -0.1%)

女性 大学院修士課程修了 221.2千円(対前年増減率 -2.6%)

    大学卒          193.5千円(〃 -0.7%)

    高専・短大卒      168.2千円(〃 -2.0%)

    高校卒          153.2千円(〃 0.1%)

高校卒の女性以外は、前年度と比べてマイナスとなっています。こういうのを見ると世の中が不景気だということを、あらためて実感しますね。

面白いのは(面白いなんて言っては不謹慎ですね)、唯一プラスだった高校卒の女性が、去年は反対に唯一マイナスだったことです。前年の初任給があまりに低かったからプラスになったのでしょうか。

企業規模、産業別の統計結果も発表していますが、とても書ききれませんので厚生労働省のHPへのリンクを貼っておきますので、詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/10/index.html

去年にも同じようなことを書いていますが、新卒で就職できなかった人も少なからずいる中で、せっかく就職できても初任給が去年よりも低いだなんて、本当にろくな世の中ではないですよ。

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