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節電に向けた労使の取り組みについて [社労士]

日本自動車工業会が夏の節電対策として所定休日を土・日曜日から木・金曜日に変更するというニュースがあったように、様々な業種の様々な会社が電力不足に対応した働き方を検討しているようですね。

具体的な節電対策としては、始業・終業時間の見直し、所定休日の見直し、夏季休暇の見直しなどがありますが、これら労働時間の変更をおこなうためには労使間で話し合い、必要な手続きをおこなう必要があります。

厚生労働省は節電に取り組む労使のためのインフォメーションのパンフレットを作成し、ホームページで公開しています(労基署やハローワークでも紙媒体のものを配布していると思いますよ)。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001apoc-att/2r9852000001c15i.pdf

パンフレットには、始業・終業時間や所定休日の変更に必要な就業規則の変更手続きや、変形労働時間制の導入に必要な労使協定作成の手続きなどが書かれています。

また、これら変更をおこなう際の育児や介護の家族がある方に対する配慮についてや、労働時間が深夜に及ぶ際に働くことのできない方、払うべき深夜手当についてなどの関連情報もまとめられていて、とてもよくできているパンフレットだと思います。

節電対策を検討されている会社の方は、このパンフレットを参考にされるといいと思いますよ。

この件に関しては、近々ブログの記事にしようと思っていましたが、パンフレットに書きたい項目があらかた網羅されていますので、こうして紹介したからには書く必要はなくなりました。

ブログに書くことはありませんが、毎月出している事務所だよりのネタにはぴったりだと思いますので、パンフレットの要点をさらにまとめて来月に書く原稿を作ろうかと、せこいことを考えています。

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