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労働保険指導員 [社労士]

昨日は、立川の労働基準監督署で労働保険指導員をしてきました。

労働保険指導員は、労働保険の申告書の作成の指導相談をしたり、申告書の受理の受付をする、その日限りのみなし公務員の仕事です。

この手の行政協力の仕事に決して積極的に参加をする人間ではないのですが、色々なしがらみがあるため今年は参加することになりました。

労働保険の申告・納付期限は7月11日まででもう1週間を切っていますので、午前中はまだ多少ゆとりがあったものの午後はほとんど休む暇もない仕事になりました。

申告書の受理の受付は、あらかじめ計算され書き上げられた申告書の受理であれば計算ミス、書き漏れをチェックして「はい、ありがとうございました」で終わるのですが、途中までしか書かれていない申告書の受付をするとそう簡単に終われません。

本来であれば、計算の仕方や書き方をお教えしてやっていただくというのが筋なんでしょうが、それでは並んで待っている次の方をいつまでもお待たせしてしまうことになりますので、結局は相手におことわりをして自分で計算をして書き込むようになります。

申告書の作成は自分の仕事でもやっていますが、そのときはゆっくりゆっくりと休みをとりながらしているのに対して昨日は休みなしですし、おまけに節電ということで受理相談コーナーがまったく涼しくなかったので汗をかきかき受付をし、終わったときにはたいそう頭が疲れました。

社労士の仕事をしておきながら、計算をしたり書類を書いたりすると頭が疲れるだなんて、今更ながら致命的ですね。

昨日の受付をして発見したことは、従業員がいないので給料が支払われることがないため労働保険料も発生しないので、前年の概算保険料(あらかじめ前もって払う次の年の保険料です)をそのまま次の概算保険料に充当するだけという会社がけっこうあることです。

こういう会社は社労士にわざわざ仕事を頼む必要はありませんから、受付の仕事をしない限り接点はないでしょうね。

こうして久しぶりの行政協力の1日が終わりましたが、来年はどうするのと言われれば「もう、しばらくはいいや」という気分ですが、強いてやるとすれば期限ぎりぎりではないもっとゆっくりできるであろう早い日にやりたいですね(といって日を選べるわけではないので無理でしょう)。

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