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受診時定額負担の導入を先送りへ [社労士]

10月15日のブログで健康保険の高額療養費制度の自己負担限度額を見直す考えのニュースを紹介しましたが、政府・民主党は見直しのために必要な財源として導入を検討された外来患者の窓口負担に一律100円を上乗せする受診時定額負担を見送る調整に入ったというニュースがありました。

ニュースはこちらです。

外来患者の窓口100円負担、高齢者2割負担 見送りで調整 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

記事は、

〉 政府・民主党は26日、社会保障と税の一体改革に向けた医療制度改革で、来年の通常国会に提出する法案について、外来患者の窓口負担に一律100円を上乗せする「受診時定額負担制度」の導入を盛り込まない方向で調整に入った。厚生労働省の社会保障審議会部会などで「治療が必要な患者の受診抑制につながる」との慎重意見が強いためで、今後の検討課題として先送りする公算だ。

〉 70~74歳の医療費の窓口負担の1割から2割への引き上げも、高齢者への周知が間に合わないため実施を見送る方針。

〉 小宮山洋子厚生労働相は一体改革のうち年金制度改革について、来年の通常国会への提出法案には給付拡充策を優先して盛り込む方針を表明している。財源となる消費増税関連法案の成立を優先させるため、負担増となる政策を極力先送りする狙いがあるが、年金や医療の財政健全化が停滞する懸念が出ている。

〉 受診時定額負担制度の導入で確保できる財源は約3700億円。一体改革案では、これを医療費の窓口負担が一定を超えると払い戻される「高額療養費制度」の拡充に充てることが明記されていた。政府はがん治療などの医療費の高額負担が指摘される中、高額療養費制度の拡充は実現したい方針。別途財源を確保し、一部でも実施に移す方向で再調整する。

〉 受診時定額負担制度は、病気で病院を訪れるたびに、窓口で100円(低所得世帯は50円)の追加負担を徴収する制度で、初診や再診のため病院を訪れるすべての患者が負担する。このため月平均4回は通院しているとされる高齢者に影響が大きい。民主党内の議論でも「低所得者、高齢者に厳しい制度だ」と反対論が強まっていた。

〉 一方、高額療養費制度の拡充は、払い戻しを受けられる自己負担額の月額上限(8万100円+医療費の1%)を(1)年収300万円以下で4万4000円(2)年収300万円超~600万円未満で6万2000円(3)年収600万~800万円で8万円-に引き下げる案が検討されている。

とあります。

先のブログでも、受診時定額負担には与野党内に強い反対論があるそうだと書きましたが、結局その反対論には勝てなかったということでしょうか。

記事を読むと、年金制度改革のための財源となる消費増税関連法案の成立を優先させるための先送りと書かれていますが、その消費税増税にも強い反対論がありますからねえ、いったいどうなるのでしょう。

受診時定額負担制度の導入を先送りしたとしても、別に財源を確保して高額療養費の見直しの実施を再調整するそうですが、いったいどこから財源を捻出しようというのでしょう。

保険料のさらなる値上げも国庫負担増も難しそうですし、ない袖は触れぬということで去年に続き高額療養費の見直しも先送りになるということでしょうかねえ。

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テレビを買いました [その他]

7月24日のアナログ放送終了から3ヶ月たち、自分の部屋のテレビをやっと地デジ対応のテレビにと買い換えました。

アナログ放送終了後はテレビの買い換え需要も落ち込みますので、テレビの値段は下がるだろうというと思ったとおり、いや思った以上にテレビの値下がりは続いて、もう少し待てばもっと安い買い物ができるだろうとも思いますが、CFP試験も終わって気分も開放的になりましたし、待ちきれなくなってしまいました。

これまでは21インチのブラウン管テレビにBDレコーダーをチューナー代わりに使用していましたので、買ったテレビが一般的な32インチであってもとても画面が大きくなった感じがします。

ただ、買ったテレビは安いベーシックモデルですので、居間にあるテレビは首が曲がり画面の向きが変えられるのに、こちらは固定されているなど細かい点を見ると安いものはそれなりでした。

まあ、買うときにはテレビなんて見られればいいと値段だけしか気にしないでいて、いざ買ったとなるとあれができない、これが付いていないとなるんですから、まったく勝手なものですね。

テレビを買ったのはいいですが、テレビ台がないので使っていない熱帯魚水槽用のアングルの上に載せてみたのですが、高さがありすぎて見上げるかたちになって首が疲れますので、明日にでも近所のホームセンターにいってテレビ台、あるいはテレビ台になるものを探してきます。

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納棺 [その他]

母方の伯父が一昨昨日に亡くなり、一昨日、昨日と伯父のお通夜、告別式に出ました。

具合がだいぶよくないと連絡を受けてからすぐに亡くなってしまったので、お見舞いにも行けないまま生前の伯父と会うことができなかったので、悔いが残ります。

お通夜の前に納棺があるというので早めに斎場に行きましたが、初めて納棺の儀に立ち会いました。

納棺師さん(若い女性の方でした)に伯父の髭をそっていただき、死化粧もしていただき、身内で足袋、脚絆などの死出の旅の用を整えましたが、まったく映画の「おくりびと」のようでした。

私の父が亡くなったときには、いつの間にか棺おけに収められていて納棺の儀はありませんでしたし、他の身内が亡くなったときにも経験はありませんでしたので、こういった映画のままの儀式って本当にあるもんなんだなあと妙に感じ入ってしまいました。

印象に残った納棺の儀ですが、儀式が儀式ですからできるならば今後は立ち会わないですむよう、お年寄りの親戚の皆さんにはずっと長生きをして欲しいものです。

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不公平な主婦年金法案を閣議決定 [社労士]

政府が、専業主婦の年金切り替え漏れ問題の対応策を盛り込んだ国民年金法改正案を閣議決定したというニュースがありました。

ニュースはこちらです。

<年金切り替え漏れ>「主婦年金法案」を閣議決定 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

記事は、

〉 政府は22日午前の閣議で、専業主婦らの年金切り替え漏れ問題への対応策を盛り込んだ国民年金法改正案を決定した。記録訂正で年金額の減る人には特例で保険料の後払いを認め、それでも保険料が少なければ年金額を減らす。本来より多く受給している人には返還を求めず、正しく納めた人と不公平感が残るため、自民党など野党側は反対姿勢。今国会での成立は困難な状況で、審議は来年の通常国会に先送りされる可能性が高い。

〉 年金切り替え漏れ問題は、保険料負担のない専業主婦ら第3号被保険者が夫の退職などで3号資格を喪失し、保険料納付が必要になっても届け出なかったために起きた。記録を正しく直すと切り替え漏れ期間は「保険料未納」となる。

〉 このため、同法案は(1)無年金となるのを防ぐため、記録漏れ期間を公的年金の受給に必要な加入期間(25年)に算入する(2)年金額を減らしたくない人には納付期限(2年)を超えて、過去10年間まで保険料の後払い(特例追納)を認める。特例追納は3年間の時限措置。

〉 受給者は、特例の3年間に追納しなかったり、追納額が少なければ10%を上限に年金額が減る。特例追納のためのシステム構築に約2年かかるため、実際に減額されるのは法案成立から5年後になる。厚生労働省の推計では、年金額の減る人は受給者が約5万3000人、現役世代は約42万2000人。既に受給した分の返還は求めない。

〉 一方、既に記録を訂正し、減額されている受給者約50万3000人にも年金額を増やすために特例追納を認める。障害年金や遺族年金を受給している人には減額も返還も求めない。【鈴木直】

〉 ◇主婦年金法案(骨子)

〉・記録漏れ期間は年金受給資格期間(25年)に算入する

〉・過去10年にさかのぼって保険料の追納を認める(3年間の時限措置)

〉・納付保険料の少ない年金受給者は受給額の10%を上限に減額する

〉・既に受給した年金の返還は求めない

〉・障害年金や遺族年金の受給者には減額も返還も求めない

〉・事業主に退職者の妻らの3号資格喪失の届け出を義務づける

とあります。

過払い分の返還は求めないし、10%を限度にしか減額をしないって、どれだけ不公平な改正法案なんでしょうか。

別に年金を減額したり、返金を求めると生活が困るという人を見殺しにしろというわけではなく、救済する手段は必要でしょうが、なんでそれを不公平で道理に外れているのにそのまま年金を支給するなり、返金を求めないという形でおこなうのか、さっぱり理解できません。

この問題の原因を旧社会保険庁の怠慢にあったと理屈をつけているようですが、責任がどこにあるかでなく不公平が発生するのが問題でしょう。

もし、これでどうしてもというなら、正直に保険料を払ってきた人に保険料を返金すべきでしょう(まあ、そんなことされたら、それはそれで納得できませんが)。

正直者が損をする世の中なんて、あってはならんでしょうね。

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CFP試験を受けてきました [FP]

長らくブログをご無沙汰になる原因であったCFP資格審査試験を受けてきました。

受験をした科目は、「タックスプランニング」と「相続・事業承継設計」の2科目です。

試験を終えての感触ですが、バッチリできたわけでもなく、かと言って全くできなかったわけでもなく、どうなんでしょう、来月の合格発表までモヤモヤとした気持ちが続きそうです。

6月に試験を受けたときにもブログに同じようなことを書いたのですが、あの時はまあ大丈夫だろうと思いながらも、もし落ちていたら格好が悪いのでなんとも言えないと書いたのですが、今回は掛値なくなんとも言えないですよ。

まあ、なんにせよ終わったことですから、じたばたせずに来月の合格発表を迎えるとしましょう。

今はもうこれで勉強をしないで済むので、ほっとしています。

試験が終わってゆっくりしたいところですが、ブログを書かなかったのと同様、諸々のことを試験のために後回しにしてきたので、明日からはそれらに取り掛からなければならないので、ゆっくりするのはもうちょっと先になりそうです。

なんにせよ、試験も終わりましたのでこれからはブログを休むことなく今までのペースで書くことが出来そうです。

そうそう、今日試験を受けたときの試験監督が、知り合いの社労士さんだったのでびっくりしましたよ。

目が合ったときに先方も気付いたようですが、そこは受験生と試験監督と立場が違うので馴れ合うわけにはいかず、互いに知らんぷりをしたのでした。

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社労士無料相談コーナーのお知らせ [社労士]

相変わらず、CFP資格審査試験に向けてブログを書く時間が取れず、またまた5日ぶりの更新となりましたが、今日は明日、明後日の東村山市民産業まつりでの社会保険労務士による無料相談コーナーの告知です。

明日11月12日、明後日13日の10時から16時に東村山市役所周辺で東村山市民産業まつりが開かれますが、そこで社会保険労務士による無料相談コーナーをおこないます。

年金、健康保険、雇用保険、労災保険といった労働・社会保険に関する相談や、労働時間、賃金などの労働条件に関する相談に応じますので、疑問やご不満がある方はお気軽にご相談ください。

私heroherosrは、土曜日の担当をします。

1週間後の試験を考えると、こんなことをしている場合では全く無いのですが、東村山市の世話人をしているので責任者として出ないわけにはいきません(それでも、さすがに日曜日は休ましてもらいます)。

まあ、これもいい気分転換になるんじゃないですかね。

楽しいお祭りの出展ということで、無料相談コーナーの他に社労士クイズに挑戦コーナーも開きます。

クイズは大人用、キッズ用の2種類があり全問正解すれば粗品を差し上げますが、今年は子供用はともかく大人用のクイズはずいぶん難しいので(下手をすると社労士でもできない問題もあります)、はたしてどれくらいの人が粗品をゲットできるのでしょうか。

まあ、全問正解といかなくても挑戦すれば暮らしに役立つ知識が身につきますし、融通も利かしますので奮ってご参加ください。

無料相談コーナーにしても、社労士クイズに挑戦コーナーにしても、お近くの方は是非お越しください。

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試験勉強の合間に [その他]

前回のブログで今後はブログの更新頻度が減ると書いたとおり、11月1日から5日ぶりの更新です。

今までのようにブログを書くことができない理由である20日のCFP資格審査試験のための勉強ですが、悪足掻きをして頑張っています。

昨日、今日などは、ほぼ丸々1日試験勉強をしていました。

さすがに頭が疲れてしまったので一休みということで、こうしてブログを書いていますが、ブログに書くネタを探す暇まではないので、こうして思うままにどうでもいいことをブログに書いています。

しかしなんですね、若いころは論理的にものを考えるころができない代わりにそこそこ記憶力には自信があったのですが、40代のおっさんになった今は脳みそのしわも減ってしまったのか、すっかり頭に入らなくなりました。

これまでに過去問題集を全て一通りやりましたが、そのときには理解して記憶したつもりのものも、どこまで頭に残っているんでしょうか不安です。

それでも、前回のブログでは試験を受ける2科目のうち1科目は捨てて、残りの1科目に専念しようかなんて弱音が出ましたが、とりあえず今は2科目とも受験しようという気にはなっています。

試験まで残り2週間、とりあえず頑張っていきますよ。

それはそうと、今日の記事でこのブログの記事数が500回となりました。

本当はこんな時でない時に500回を迎えたかったですが、一昨年の1月末に始めたブログがここまでこれたのは、こんなブログを読んでくださっている奇特な皆様のおかげと偏に感謝を申し上げます。

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受験票が届きました [FP]

昨日、11月20日に受けるCFP資格審査試験の受験票が届きました。

受験票が届いて「いよいよだ!」と意気込みたいところですが、肝心の試験勉強が遅れて、今は猛烈にあせりを感じています。

8月の終わりにテキストと過去問を用意して、今回は余裕を持って試験勉強を始めますなんてブログに書いておきながら、いつものごとくのんべんだらりと過ごし、つい最近になって慌てて勉強を始めたものの自分のあまりにできない事に唖然とし、はたしてこんなことで合格できるところまでいけるのだろうかと不安でいっぱいです。

前回の試験は自分に関係のある科目でしたので、それほど勉強をしなくてもどうにかなりましたが、今回は畑違いの科目ですから前回のようなアドバンテージもなく、しっかり勉強をしなくてはならないのになんでもっと早く始めなかったのかと、今さらながら後悔しまくりですよ。

20日には2科目の試験を受けるのですが、残された時間を考えれば、下手に2兎を追うよりも1科目は捨てても残りの1科目の合格を狙う方がよいのではとすら考えています。

というわけで、ブログを書いているどころではなくなりましたので、試験日まではブログの更新頻度が思いっきり減ることになると思います。

勉強ばかりしていると息が詰まるので、気分転換にブログを書きたいとは思っていますが、ブログの更新がなくても勉強を頑張っているんだなとご了承ください。

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