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左手が熱い [左利き]

まだ、梅雨は明けていませんが、雨の降らない日には30度前後まで気温が上がり、いよいよ暑い季節になりました。

とは言ってもまだエアコンを点けなければというほどの暑さではなく、窓を開けたりでしのいでいますが、ノートパソコンは我慢ができない性質の私以上に暑さに弱いようで、ファンから熱い風を吹かして文句を言い続けるようになりました。

私はノートパソコンのタッチパッドがどうも苦手でマウスを使用しているのですが、左利きなものですからマウスを持つ手も左でノートパソコンの左にマウスを置いて使っています。

左手でマウスを使っていると、よく中指でダブルクリックができるねえ、なんて感心されることがありますが、慣れてしまえばどうということはありませんよ。

そんなことよりも、これは別にノートパソコンに限ったことではありませんが世の中は右手でものを使うようにできていますので、パソコンのファンは左側に付いていてマウスを左側で使っていると熱風が左手に吹きつけます。

マウスをなるべくパソコンから離して使っていますがそれでも熱さがじわじわときて、パソコンに向かっていないときにも左手の内側からじんじんと痺れるような熱さ(痛み?)がありますので、これって軽い低音やけどになっているのかしら。

いくら左利きで右手が苦手だといっても、どうしても左手でなければマウスを使えないということはなく要は慣れですからねえ、こんなことならパソコンに初めて触れたときにマウスを右手で使うべきだったとこの時期になると後悔してしまいます。

ならば今からマウスを右手で使うようにしようかとも思うのですが、左手が熱いのはエアコンを使う直前と使わなくなった直後のいくらもない期間で、むしろ寒い時期には左手がポカポカして気持ちよかったりもしますからねえ、右手マウスにするまではないとも思うのです。

と思いながら、実は試しに右手マウスにするとどうなるものかとこのブログを書いている今、試しに右手でマウスを使っているのですが、ちょっとギクシャクしますが意外になんとかなるようです。

これならいけそうですから右手でマウスを使うことに慣れて、季節によってマウスを持つ手を変えようかしらと思うようになってきましたよ。

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ヒョウ柄の巨大ナメクジ [生き物]

ヒョウ柄の模様で体長10センチを超す外来種の大型ナメクジが日本で、繁殖を始めているというニュースがありました。

ヒョウ柄の大型ナメクジ、日本上陸 農作物被害に懸念 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
※リンク先のYahoo!ニュースにはナメクジの画像がありますので、苦手な方はご注意ください。

今日は記事の引用をしませんが、ナメクジはヨーロッパが原産で輸入された観葉植物などと一緒に卵などが運び込まれた可能性があるとのことで、土浦市では体長15センチのナメクジが発見された例があるそうです。

ニュースのナメクジの写真ですが、見事にヒョウ柄でしたよ。

写真を見るだけならともかく、もし何か物を持ち上げた時にその下に10センチも15センチもあるこのナメクジがニュルーンといたら・・・なんて想像するだけで鳥肌が立ってしまいました。

ギョエ~、絶対に、絶対に会いたくないですよ。

今日は、国民年金の納付率が7年ぶりに改善されたニュースについて書こうと思っていたのに、なぜかナメクジブログになってしまいました。

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クローバーではありませんでした [その他]

庭の隅の雑草が、紫色の小さいかわいらしい花を咲かせています。

雑草とはいえきれいな花で、これはなんて植物の花なんだろうと見ればハート型の葉っぱが3枚ありますので、なんだクローバーの花だったのかと思いました。

と、思ったのですが、クローバーの和名はシロツメクサだったし(シロツメクサの花が咲いたら、さあ、行こうラスカル~♪という歌がありましたね)、クローバーの花ってたしか白い小さな花が鞠型になったものじゃなかったっけと思い直し、「クローバー 花」でググッてみましたら、私の見た紫色の花も、私の思った鞠型の白い花も、その他見ても思ってもいない色々な花の画像が出てきました。

クローバー 花 - Google画像検索

さらに調べた結果、庭に咲いた小さいきれいな紫の花はクローバーではなく、ムラサキカタバミの花だと分かりました(同時にクローバー = シロツメクサではなく、クローバー > シロツメクサだということも分かりました)。

ムラサキカタバミ - Wikipedia

ムラサキカタバミ - Google画像検索

今でこそ雑草ですが、元は江戸時代末期に観賞用として導入されたものが帰化したそうで、どうりできれいな花が咲くわけですね。

私と同じように葉っぱの形を見てクローバーと勘違いする方が多いようで、だからクローバーの花で検索をするとムラサキカタバミの花も出てくるようです。

カタバミといえば、家紋の片喰紋は実物どおりハート型の葉3枚で書かれています。

片喰紋は知っていましたが、実物のカタバミを知りませんでしたのでそこまで思いが及びませんでしたが、なるほど片喰紋って実物にそっくりだったんですね、まあ、当たり前ですか。

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青魚を食べましょう [その他]

イワシやサバなどの青魚を食べると、恐怖や苦痛を伴う記憶を緩和させる傾向があることが動物実験でわかったというニュースがありました。

イワシやサバ食べると恐怖の記憶和らぐ実験結果 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

今日は社労士のニュース解説ブログではありませんので記事の引用はしませんが、青魚に多く含まれる「オメガ3系脂肪酸」の割合が多い食事をとると恐怖や苦痛を伴う記憶を緩和させる傾向があるそうで、不安障害などの発症予防に役立つ可能性があるそうです。

私はあまりそう見られることがないのですが、実は結構な「緊張しぃ」だったりしますので、青魚を食べて恐怖や苦痛を伴う記憶を緩和させることにしますか。

ただ、この「オメガ3系脂肪酸」って生で食べることと火を通して食べることで取れる量に違いはあるのでしょうか。

鰯も鯖も大好きですが、光り物アレルギーがあるので生で食べることができないんですよねえ、体調にもよりますがしめ鯖なんかを食べると体が痒くなってしまうことがあります。

まあ、生で食べることができない分、鰯の丸焼きや鯖の味噌煮などを多く食べることで不安を取り除くことにしましょうかね。

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市民相談 [社労士]

今日は、市役所でおこなわれる市民相談に行ってきました。

相談をするのではなく、相談を受ける側としてですよ。

昨年度まで東村山市の社労士の諸々のことを取りまとめる雑用係をしていて、今年度でやっとお役御免となりましたが、それでも一相談員としてのお手伝いは続けます。

どうでもいいですが、雑用係のひとつをやっと卒業できても、また別の雑用係を引き受けているんですからあいかわらずで、まったく頼まれると断れない性格というのは損なものですよ。

今日は2件の予約が入っていましたが1件はドタキャンで、1件の相談だけでした。

最近に相談を受けるときに思うことは、相談に専門家として適格なアドバイスをするのはもちろん大切ですが、それと同じくらいに相談者の悩みを理解して元気付けてさしあげることが大切だということです。

今日の相談もどんな相談だったか書くわけにはいきませんが、専門的な話はもちろん、でもそれ以上に別に社労士でなくてもできる一般的なアドバイスや励ましが多い相談になりました。

こう書くといかにも相談員として成長しているようですが、実態は日常の業務であまり扱わないような専門知識などがだんだんとおぼつかなくなってきたので、専門的な話ができずに一般的な話が多くなってきたからという訳で、なんだかなあという感じですよ。

まあ、そうであっても、相談をする方にとっては訳のわからない専門的な話をべらべら続ける相談よりも、解りやすくて安心できる相談の方がよいでしょうからね、勉強をし直して取り戻すことはもちろん必要ですが、そうであっても共感して元気付ける相談スタイルを心がけたいものですね。

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年金支給開始年齢の引き上げと世代間格差 [社労士]

年金の支給開始年齢の引き上げは避けられないが、若い人にばかり痛みを押し付ける「世代間格差」があってはならないというニュースがありました。

年金支給年齢引き上げ 若い世代だけに負担…高齢者も“痛み”分担を (産経新聞) - Yahoo!ニュース

記事は、

〉 年金支給開始年齢の引き上げ案が再浮上してきた。政府の社会保障制度改革国民会議は、67~68歳を念頭に検討する方針を示している。

〉 現在、65歳に向けて段階的に引き上げられている途中だ。これをさらに上げようというのである。

〉 40年後の日本は、年金受給者となる65歳以上が総人口の4割を占める。これでは、年金に限らず社会保障制度はとても維持できないだろう。高齢世代にも支払い能力に応じた負担を求めるしかない。

〉 日本ほど高齢化が進むわけではない米国やドイツは67歳、英国は68歳まで引き上げる予定だ。高齢者の雇用確保策とセットでなければならないが、日本にとって避けられない課題だといえよう。

〉 ◆対象者は現在の若者

〉 言うまでもなく、最大のポイントは国民の理解だが、支給開始年齢の引き上げを「現在の年金受給者に負担を求める政策」であると誤解している人は少なくない。

〉 対象となるのは“将来の高齢者”、つまり「現在の若者」である。引き上げ論が浮上するたびに、中高年から反発の声が上がるが、すでに年金を受給している人や、まもなく受給者となる人に影響が及ぶわけではない。

〉 なぜなら、引き上げは人生設計上の混乱を避けるため、何十年もかけて少しずつ進められるからだ。日本で現在進められている65歳への引き上げも、「女性の報酬比例」の場合、決定から完了まで30年だ。国民会議が提案している再引き上げ案は、これから議論を始めようというのだから、さらに時間を要する。

〉 懸念されるのが、現在の高齢者らに“痛み”を求めることなく、現在の若い世代だけに「さらに負担をしてください」とお願いして、うまくいくのかということだ。

〉 最近は「世代間格差」という言葉が目立つ。その是非は別として、年金改革の成功には「あらゆる世代で負担を分かち合う」という公平感が不可欠だ。

〉 ◆世代内で支え合いを

〉 そこで、現在の高齢者にも応分の負担を求める2つの提言をしたい。第一に、年金受給者同士が支え合う「自立応援年金制度」(仮称)の新設だ。これは、一昨年2月に筆者が中心となって考案した本紙の年金制度改革案に盛り込んだアイデアである。

〉 具体的には、年金受給額が多い高齢者の基礎年金の税負担分を減額し、それを財源として低所得高齢者向けに「自立応援年金」として月額2万円程度を上乗せ支給する。

〉 これなら移行期間も不要であり、若い世代に新たな負担を求めることもなく最低保障機能を強化できる。

〉 対象を低年金者ではなく低所得者とするのは、低年金でもアパートの家賃や株の運用益などで生活に困っていない人がいるからだ。低所得者の線引きは、生活保護基準や所得税の公的年金控除額などを判断材料とすればよい。

〉 高額受給者は年金額に応じて減額する仕組みとする。最もカットされる人で月額3万円強だ。年金受給者のうち上位2割が想定される。

〉 もちろん、年金受給権は憲法29条で保障される財産権の一つだが、年金減額については「公共の福祉に適合するようにされたものである限りは違憲とはいえない」との昭和53年の最高裁判決があり、農業者年金基金の年金額を9・8%カットした例もある。

〉 ◆年金額の抑制も急務

〉 もう一つの提言は、社会の実情に合わせて年金額を下げる自動調整機能の導入だ。現在の受給者の年金額を減らすことで、将来の給付水準が下がり過ぎないようにしようというのである。

〉 少子化に伴う人口減少によって社会全体のパイが縮小するのである。年金だけ“社会の実力”以上の給付水準に留め置くわけにはいかない。

〉 実は、現行制度においても、おおむね100年間で一定水準の年金給付が続けられるよう、「マクロ経済スライド」と呼ばれる自動調整機能がある。賃金や物価の伸び率で増えるはずだった年金額を毎年一定の調整率分下げる仕組みだ。

〉 ところが、デフレ経済下では適用されないため機能してこなかった。これを物価や賃金が下落しても下げる仕組みへと変更することで、景気動向に関わらず発動させ、“将来世代”へのツケを減らそうということである。

〉 長い時間を要する支給開始年齢引き上げを「高齢者4割時代」に間に合わせるには、早急に国民の理解を得なければならない。そのためにも、各世代が少しずつ我慢する改革案が求められる。(論説委員・河合雅司)

とあります。

現在は年金の支給開始年齢を65歳に向けて段階的に引き上げられている最中で、昭和36年4月2日以降に生まれた男性、昭和41年4月2日以降に生まれた女性から65歳が年金支給開始年齢となります、65歳まで年金はいっさい支払われませんよということです(繰上げなどの例は除きます)。

記事に書かれている、「女性の報酬比例」の65歳の引き上げが決定から完了まで30年というのは、平成12年の法改正から昭和41年生まれの女性が65歳になる平成43年まで約30年かかるということですね。

年金支給開始年齢の引き上げは嫌ではありますが、平均寿命の延びという前提条件が変わっている以上避けられないでしょう。

年金の引き上げは2歳刻みでおこなわれていますから、本来であれば昭和38年4月2日~昭和41年4月1日生まれの男性と昭和43年4月2日~昭和45年4月1日生まれの女性が66歳支給、昭和41年4月2日~昭和43年4月1日生まれの男性と昭和45年4月2日~昭和47年4月1日生まれの女性が67歳支給、昭和43年4月2日以降の生まれの男性と昭和47年4月2日以降の生まれの女性が68歳から支給としたいのでしょうが、反発を抑えるために据え置き期間を置くことになるでしょうね。

65歳支給を4年か8年据え置いてその後に国民年金の支給開始年齢を段階的に引き上げ、その後さらに厚生年金の支給開始年齢を段階的に引き上げるとなりそうな気がします。

年金の支給開始を引き上げますとなるとかなりの反発の声が上がるでしょうし、その声の大きさによっては先送りしますってことにもなりそうですが、そうやって先送りすればするほど若い人が割を食う世代間格差が生じます。

記事に書かれているとおり若い人ほど損をする世代間格差はあってはならず、全ての世代で痛みを分かち合わなければならないでしょう。

ただ、記事に書かれている程度の年金受給者の負担では若い人の理解を得られるとは思えませんし、その程度の負担であっても選挙に負けることを恐れる政治家が強いることもどうせできないのでしょうから、社会保障を巡っての世代間の諍いは今後より悪化することはあっても、よくなるなんてことはないんでしょうね。

悲しいことではありますが、これが現実と未来でしょう。

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めだかの学校2013 [生き物]

家の庭に120センチの大型水槽を置いていて、ビオトープのようにしてめだかとヌマエビを中で飼っていますが、暑くなってきてめだかの産卵シーズンとなりましたので今年もめだかの学校を開校しましたよ。

めだかの卵は産卵したときには体に付いいて、その後泳いだ先の水草などに卵が移り着き、そこで稚魚が誕生するという習性なんですが、卵も稚魚も親めだかや他のめだかに見つかると食べられてしまいます。

家の水槽は水草や流木が隠れ家となりますので全部が見つかって食べられてしまうわけでもなく、無事に成長できる子めだかもいるのですが、せっかくですのでより効率的に子めだかを増やしましょうということでめだかの学校の開校となります。

やり方は簡単で水槽に毛糸の束をたらして毛糸に卵が付くのを待ち、その後発泡スチロールの箱に水を入れたもの毛糸の束を移し、そこで卵を孵化させて成長させるだけです。

一般的にはホテイアオイなのど浮き草を入れてその根に卵をつけるという方法が多いようですが、毛糸の束でも十分に代用できますよ。

開校にあわせて、去年の冬に外では越冬できないほど小さいので室内の水槽に移しためだか(もう十分に大きくなっています)を外に出しました。

ただ、めだかは丈夫そうでいて意外に水質の変化に弱いのでそのまま水槽に移すと一晩で全滅するなんてこともありかねませんので、まだ出番の来ていない発泡スチロールの箱に水を入れたものに半分はこれまでの水、半分は外の水槽の水を入れて移しました。

しばらくして水に慣れてから水槽に移します。

これから10月の初めぐらいまでがめだかの学校の開校期間ですが、この間ちまちまと毛糸の束を入れ替えてめだかを増やしていきますよ。

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保険外併用療養費を拡大 [社労士]

政府が、健康保険などの公的保険で例外的に保険外診療を認めている保険外併用療養費を拡大、迅速化することを進めることが明らかになったというニュースがありました。

<規制改革原案>「混合診療」今秋に拡大 まず抗がん剤 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

記事は、

〉 政府が14日に閣議決定する「規制改革実施計画」の原案が明らかになった。治療行為の一部に例外的に保険外診療を認める「保険外併用療養費制度」を拡大するよう厚生労働省に要求。新技術が同制度の対象になる「先進医療」かどうかの審査を迅速化するため、外部機関などによる専門評価体制の創設も打ち出した。現行制度の対象拡大で保険診療と保険外診療を組み合わせた「混合診療」の将来的な全面解禁につなげる狙いがある。

〉 計画は「本年秋をめどにまず抗がん剤から開始する」と実施時期も明記した。

〉 日本では公的保険外の自由診療と保険診療の併用(混合診療)を禁じており、併用を認めるのは例外という位置付けだ。認定の際は、技術の有効性や安全性の証明を医療機関が担い、年間の審査件数は約40件。期間も1件に6~7カ月かかり、これまでに認められたのは約100技術にとどまっている。

〉 これに対し、外部の評価機関を活用すれば審査の迅速化、効率化が見込める。計画は「最先端医療迅速評価制度(先進医療ハイウエー構想)」(仮称)を掲げる。抗がん剤は次々と新薬が出るため、自由診療の併用が迅速に認められるようになれば、抗がん剤の新薬を使いやすくなる。

〉 計画は規制改革を「経済再生の阻害要因を除去し、民需主導の経済成長を実現するために不可欠」と位置付け、規制改革会議が5日に安倍晋三首相に答申した項目をすべて採用したうえで、「先進医療の大幅拡大」などを追加した。内閣府は各項目の実施状況を年度末ごとに点検し、結果を規制改革会議に報告するとともに、公表する。

〉 ただ、首相が「全面解禁」方針を打ち出した一般用医薬品のインターネット販売は、副作用リスクの高い一部の市販薬の扱いを巡って調整が続いており、実施計画の最終案が固まっていない。【宮島寛】

〉 ◇解説 所得で不平等生む恐れ

〉 日本では公的保険の利かない自由診療と保険診療の併用(混合診療)を禁じ、併用すると医療費は保険診療分も含めて全額自己負担となる。国民負担が伴う保険医療は、有効性や安全性がより厳密に確立されている必要があるためだ。ただし、専門家でつくる厚生労働省の「先進医療会議」の審査を条件に、例外的に事実上の混合診療を認める「保険外併用療養費制度」がある。

〉 保険診療と自由診療が併用できれば、保険診療分は1~3割の負担で済み、まだ保険が適用されない先進的な医療も受けやすくなる。とはいえ、利益を受けるのは自由診療分を全額自己負担できる人に限られる。

〉 このため、現行制度ではいったん保険診療との併用を認めた自由診療の技術も、あらためて保険適用を検討する。「混合」は一時的なもので、いずれは保険適用し、国民等しく受けられるようにするという原則だ。

〉 ただ、保険適用の対象になれば国が薬価などの公定価格を決める。製薬企業にすれば自由に価格を設定できる自由診療対象のまま保険診療と併用できるほうが利益が出る。すると本来保険が利くはずの薬も自由診療対象のまま残り、保険診療しか受けられない低所得の人は服用できなくなる恐れがある。【佐藤丈一】

とあります。

保険外併用療養費制度とは記事に書かれているとおりのもので、例えば保険の適用がない保険外診療で医療費が100万円かかったときに、保険の適用される通常と同じ診察が60万円、適用されない治療が40万円だったとすると、60万円の1割から3割の6万円から18万円と40万円をプラスした額を患者さんが負担することで治療が受けられるという仕組みです。

先進医療や抗がん剤などの薬による診療の評価療養だけでなく、予約診療、時間外診療などの患者さんの選定する選定療養も保険外併用療養費の対象になります。

この手のニュースを読むと、「金持ちは病院で治療を受けられるけど、貧乏人は死ぬしかない」とか「命をお金で買うことになる」といった感想を持つ方もいるかもしれませんが、この件に関しては100万円を用意できる人だけが治療を受けられる現状から、100万円は無理でも58万円(18万円+40万円)があれば治療を受けられるようになるということで治療を受けるハードルは低くなります。

まあ、それでも58万円を用意できない人は治療を受けられないのですから、これで良いのだというわけにはいきませんけどね。

保険外併用療養費として認めたうえでその後ほどなく保険の適用にすればいいのでしょうが、記事に書かれている儲けたい製薬会社の思惑だけではなく、保険を適用すれば保険給付がその分より膨らんでただでさえ苦しい保険制度の財政状況がより悪くなるであろうことを考えると、なんでもかんでもすぐに保険適用になるとも思えませんねえ、保険外併用療養費として混合診療が一般化するだけのような気がします。

がんなどの病気と戦っている方にとって治療の選択肢が増え、経済的にも助かるということはすばらしいことですが、一方でこういうことが進んでお金のあるなしで助かる命と助からない命があるなんて世の中にはなって欲しくないですからねえ、これがよい事なのか悪いことなのか軽々に言えませんよ。

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ブログ再開します [その他]

先月からおよそ1ヶ月ブログを放置していましたが、その原因のCFP試験を昨日受けてきましたので今日からブログを再開します。

試験を受けての感触ですが、バッチリできたというわけではないもののかと言ってまったくできなかったわけでもなくなんともいえませんね。

ただ、思っていたよりもできませんでしたのでなんかいやな予感がするんですよねえ。

まあ、もう終わったことでどうしようもありませんからじたばたせずに来月の発表を待ちますよ。

とりあえず今日は再開のご報告だけですが、次からはこれまでの平常営業に戻りますよ。

さあ、ブログのネタを探しますかねえ。

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