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成年後見人養成研修を受講してきました [社労士]

昨日は、社労士成年後見センター東京の開催する成年後見人養成研修の初日の研修を受講してきました。

成年後見人は、超高齢化社会により増え続ける認知症高齢者や、精神、知的障害者といった物事の判断が十分にできない方が、自らの意思で安心して日常生活を送れるように支援しその人権を擁護するためにあります。

成年後見制度が発足した平成12年当初は親族後見人が大半でしたがその割合は年々低下し、現在は弁護士、司法書士、社会福祉士などの専門職後見人の割合が増加しています。

とはいえ専門職後見人に市民後見人を加えてもその絶対数は不足している状況ですので、年金、医療、介護業務の専門職である社労士も社会貢献として時代のニーズに応えるよう、成年後見人制度に積極的に関わるようになりました、まあ、専門家として後発ですが今後はしっかりやりますよということですね。

もちろん、専門家だからといってすぐに後見人になれるわけはなく、東京では成年後見制度のために東京都社会保険労務士会とは別組織の一般社団法人社労士成年後見センター東京が設立され、そのセンターがおこなう6日33時間の養成研修の初日の5時間半の研修を受けてきたのです。

で、研修初日が終わっての感想はといえば、後見人ってお年寄りのお財布管理の仕事ぐらいに思っていたら、そんな生易しいものではなくするのに覚悟がいる大変な仕事なんだなというものです。

弁護士の先生が担当された検討事例の設例(想定したものですが、実際に経験したものを元に想定されたそうです)なんて、実際に経験することになったらたまったものではないなというものもありましたよ。

大変そうだし、その上儲かる仕事でもないでしょうけど、世の中のお役に立つ仕事ってやりがいはあるでしょうね、とはいえ後見人となるための家庭裁判所に出す名簿に名前を入れてもらうかもらわないかは研修が終わってから考えることにします。

幸いなことに支部で仲良くしてもらっている社労士さんが何人か同じく研修を受講していますので、お昼を一緒に食べに行ったりなどして息抜きができます。

年内に2日、年明け早々の1月に3日の研修、しっかりと受講しますよ。

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