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企業年金の制度改革案がまとまる [社労士]

厚生労働省が、企業年金の制度改革案をまとめたというニュースがありました。

<企業年金>確定拠出年金、対象拡大 厚労省改革案まとまる (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

確定拠出年金の見直しが中心で、誰でも確定拠出年金に入れるようにすることや、掛け金の上限を増やして給付を手厚くすることが柱だそうです。

企業が掛け金を払う「企業型」では、企業年金のない中小企業を対象に会社が負担する掛け金の上限を抑える「簡易型DC」を創設し、自分が掛け金を払う「個人型」では、専業主婦や公務員、企業年金がある会社の従業員にも門戸を広げるそうです。

また、「企業型」では定額である現在の掛け金の上限を給与の定率を上限とし、収入が高い人ほど企業年金が高くなるようにするそうです。

個人型確定拠出年金を見直して誰でも加入できるようにするってニュースを少し前にもブログで紹介したよなあと、このブログで「確定供出年金」で検索したらありました、10月16日に誰でも加入できるようにする方針を固めたというニュースを紹介しています。

方針を固めた、から2ヶ月ちょっとたって制度改革案をまとめたに進捗したということですね。

いずれにせよ、まだ変更点がはっきりしていませんので、はっきりしましたらまたブログでお知らせします。

ただね、誰でも加入できるようにすることで確定拠出年金がもっと普及するかというとそうは思えないんですよね。

10月のブログにも書きましたが、そもそも自己責任で資産を運用するというスタイルがどうも馴染めないという人が多いでしょうし、原則として60歳まで途中引き出しができないことが普及の妨げになっていると思うので、対象者の意識付けや仕組みの変化もなしにただ誰でも加入できるようすればそれで普及するとは思えませんよ。

私の事務所のホームページです、こちらもご覧ください。

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