厚生年金と共済年金の統一

10月1日から、これまで厚生年金と共済年金（国家、地方公務員と私学の3つです）に分かれていた年金制度が厚生年金に統一され、共済年金の被保険者は厚生年金の被保険者となりました。

統一にあたり、厚生年金の保険料率よりも低い共済年金の保険料率を段階的に引き上げて、厚生年金の保険料率と同じにしていきます。

また、救済年金にあった独自の上乗せ部分の「職域加算」制度は廃止され、代わりに民間企業の企業年金に相当する「年金払い退職給付」制度が作られました。

まだ制度の変更点はあるのですが、次は手続きなどについての変更点です、箇条書きにします。

●　統一後の厚生年金に関する届書等は、日本年金機構、各共済組合等のどの窓口でも受付できます。

●　平成27年10月以降の統一後の厚生年金の決定・支払は、これまでどおりの日本年金機構または各共済組合等がそれぞれおこないます。

●　共済組合等の加入期間があり、統一後に年金を受ける権利が発生する被保険者および受給者の人は、共済組合等のほか、日本年金機構の窓口でも相談できます。

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