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平成27年度の内定状況 [社労士]

厚生労働省が平成28年3月の高校・中学卒業者の求人・求職・内定状況と、大学等卒業者の就職状況調査を取りまとめました。

高校や中学を卒業した生徒の調査対象は、学校や公共職業安定所からの職業紹介を希望した生徒の平成28年3月末の状況で、大学等卒業者は、全国から設置者や地域などを考慮して抽出した112校、6,250人で平成28年4月1日の状況です。

高校・中学卒業者の求人・求職・内定状況は、

高校新卒者

○ 就職内定率   99.1% 前年同期比0.3ポイントの増

○ 就職内定者数  約17万1千人 同1.3%の増

○ 求人数     約35万3千人 同11.7%の増

○ 求職者数    約17万3千人 同1.0%の増

○ 求人倍率    2.04倍 同0.19ポイントの増

中学新卒者

○ 就職内定率    72.6%で、前年同期比0.5ポイントの増

○ 就職内定者数  613人で、同9.2%の減

○ 求人数     1,746人 同5.1%の増

○ 求職者数    844人 同9.8%の減

○ 求人倍率    2.07倍 同0.29ポイントの増

大学等卒業者の就職状況は、

大学             97.3% 前年同期比0.6ポイントの増

短期大学(女子学生のみ)    97.4% 同1.8ポイントの増

高等専門学校(男子学生のみ)  100.0% 同増減なし

専修学校(専門課程)      97.0% 同2.3ポイントの増

です。

この調査は年に4回おこなわれて、今回の取りまとめは27年度の4回目の発表ですので、最初の発表の9月末、10月1日の状況、2回目の発表の11月末、12月1日の状況、3回目の発表の1月末、2月1日の状況と比べると最後ですから全体的に数字が上がっています。

特に中学新卒者の2月1日の就職内定率が34.2%だったのが、72.6%にまで上がっていて卒業をされたご本人はもちろん周りの方もがんばられたのでしょうね。

厚生労働省は文部科学省及び経済産業省との連携により、「未内定就活生への集中支援2016」に取り組んできましたが、就職が決まらないまま卒業した方に対しても、引き続きジョブサポーターによる個別支援を継続し、「未就職卒業生への集中支援2016」に取り組んでいくそうです。

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