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iDeCo [FP]

厚生労働省がオブザーバーとして参加している確定拠出年金普及・推進協議会が、 個人型確定拠出年金の愛称を、「iDeCo(イデコ)」に決定しました。

個人型確定拠出年金の愛称募集は8月1日から8月21日に実施し、応募総数4,351件の中から 愛称選定委員会により選定され、確定拠出年金普及・推進協議会で決定したそうです。

■選定理由:

・英語表記の individual-type Defined Contribution pension planの単語の一部から構成され、個人型確定拠出年金をうまく表していて、また、「i」には「私」という意味が込められており、自分で運用する年金の特徴を捉えていること。

・「イデコ」は親しみやすい響きで、小文字と大文字の交互の組合せが、スタイリッシュでおしゃれな印象を与えること。

「iDeCo(イデコ)」は、今後協議会などが作成するポスター・チラシなどの各種広報媒体で活用するほか、金融機関等の商品広報媒体、報道の機会にご利用し、個人型確定拠出年金制度の認知度向上を図っていくそうです。

確定拠出年金(DC)は、公的年金に上乗せして給付を受ける私的年金のひとつで、仕組みとしては、掛金を定めて事業主や加入者が拠出し、加入者自らが運用し、掛金とその運用益との合計額をもとに将来の給付額が決定されるというもので、事業主が実施する「企業型DC」と、個人で加入する「個人型DCがあります。

個人型DCの加入者は、これまで自営業者の人などに限られていましたが、平成29年1月からは、企業年金を実施している企業の従業員や公務員、専業主婦を含め、基本的にすべての人が加入できるようになり、それに伴って今回の愛称の決定となったわけですね。

どうなんでしょう、iDeCoの愛称がみなさんに受け入れられ使われるようになるのか、それとも個人型DC自体が加入対象の拡大によって普及するのかすら分かりませんね、あっ、私自身はDCはよい制度だと思いますよ。

個人型DCの愛称決定などについて詳しくはこちらをご覧ください。

個人型確定拠出年金の愛称決定のチラシ(PDF:719KB)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12503000-Nenkinkyoku-kigyounenkinkokuminnenkinkikinka/aisyoukettei.pdf

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平成27年度「技能検定」の実施状況まとめ [FP]

厚生労働省が、平成27年度「技能検定」の実施状況をまとめ公表しましたが、職種別に見ると最も受検申請者数が多い職種がファイナンシャル・プランニングで42万4,036人ということで、今日のブログはFPカテゴリでご紹介です。

2番目に受検申請者数が多い職種が機械保全で3万748人ですので、文字通り桁違いに多いんですよね、合格者数もファイナンシャル・プランニングが11万8,329人に対し機械保全が1万476人とこちらも桁違いなのです。

私は普段もっぱらファインナンシャルプランナーやCFPと名乗っているんですが、この技能検定の合格者である技能士でもあるんですよね、名乗る場合には正式にファイナンシャルプランニング技能士と名乗らねばならず省略できないので名刺などには載せていません。

合格者の中には3級から2級、2級から1級とステップアップされた方も含まれているのでしょうが、1年間に約12万人の同業者さんであるファイナンシャルプランナーが増えたということなんですね。

こんな調子でいけばそのうち「ファイナンシャルプランナーです」って言っても「だから、なに?」とか「私もです!」とかなりかねませんので、そうならないよう自己研鑽し差別化を図らねばと思うのでした。

「技能検定」の実施状況について、詳しくはこちらをご覧ください。

平成27年度「技能検定」実施状況(PDF:253KB)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11806001-Shokugyounouryokukaihatsukyoku-Nouryokuhyoukaka/h26ginoukenntei_jisshijyoukyou_3.pdf

話しは変わって、航空自衛隊の次期主力戦闘機のF-35A「ライトニングII」日本向け初号機の組み立てが完了し公開されたというニュースがありました。

空自、次期主力戦闘機F-35Aを公開 「グレー日の丸」を初採用 ( 乗り物ニュース ) - Yahoo!ニュース

戦争はもちろん絶対にあってはなりませんが、男の子はおっさんになってもこういうものに理屈以前に「カッコイイ!」と思ってしまうんですよね。

ステルス性の観点から使用可能な塗料に大きな制限があるため、航空自衛隊機としては初めて国籍を示す「日の丸」がグレー1色の「ロービジ(低視認性)迷彩」になっているなど、これまでの空自戦闘機にない特徴を持っているのもポイントだそうで、もっと詳しく知りたくなっちゃいますよ。

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個人型確定拠出年金の愛称募集 [FP]

7月18日のブログで、平成29年1月から個人型確定拠出年金(以下DC)の加入者の範囲が拡大し、基本的にすべての人が加入できるようになることについてと書きましたが、個人型DCの普及推進等のために確定拠出年金普及・推進協議会が設置され、協議会が個人型確定拠出年金の愛称を募集をしますのでそのご紹介です。

個人型DCに親しみを持てる愛称を募集しますというもので、期間は8月1日から21日まで、お一人様何作品でも応募でき、採用作品1作品1名様に100,000円相当のギフトカードが賞です、詳しくはこちらをご覧ください。

個人型確定拠出年金制度 愛称募集キャンペーン
http://www.dcfukyu.jp/

こちらから応募もできますので、よい愛称があるよという方は応募されてはどうでしょうか、私はまったく思い浮かびませんから応募できないです。

話しは変わって、朝に庭でセミの抜け殻を見つけました。

16072701.jpg

これはブログのネタになるなと木から外しましたが、出かけて帰ってきたときには抜け殻のことすっかり忘れてて、「ぎゃあ~、ゴキブリだあ~」とあせってしまいましたよ。

正確な数字は忘れましたが、たしかセミの幼虫って何年も土の中で過ごすんですよね。

私がまったく気付くことなく(当たり前ですか)セミが庭の土の下で長い間生活してきてたんですね、なんかすごいなあ。

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個人型確定拠出年金の加入者の範囲が拡大します [FP]

5月24日のブログで、改正確定拠出年金法衆院本会議で成立したことを書きましたが、今日のブログは平成29年1月から個人型確定拠出年金(以下DC)の加入者の範囲が拡大し、基本的にすべての人が加入できるようになることについてです。

DCは、公的年金に上乗せして給付を受ける私的年金のひとつです。

DCの仕組みは、掛金を定めて事業主や加入者が拠出し、加入者自らが運用し、掛金とその運用益との合計額をもとに将来の給付額が決定されるというもので、事業主が実施する「企業型DC」と、個人で加入する「個人型DC」があります。

個人型DCの加入者は、これまで自営業者の人などに限られていましたが、平成29年1月からは、企業年金を実施している企業の従業員や公務員、専業主婦を含め、基本的にすべての人が加入できるようになります。

拡大される加入対象者と拠出限度額は、企業型確定拠出年金(企業型DC)加入者(他の企業年金がない場合)が月額2.0万円(年額24万円)、・企業型確定拠出年金(企業型DC)加入者(他の企業年金がある場合)と、確定給付型企業年金のみ加入者及び公務員等共済加入者が月額1.2万円(年額14.4万円)、第3号被保険者が月額2.3万円(年額27.6万円)です。

個人型DCは、掛金が全額所得控除され、運用益も非課税で再投資でき、さらに受け取るときにも税制優遇措置があるというのがメリットですが、積立金の運用は加入者自身の責任でおこない、受け取る額は運用成績により変動する仕組みであること、老後の資産形成を目的とした年金制度であるがための税制優遇措置ですので、原則60歳まで引き出すことができないこと、加入時の手数料や毎月の口座管理費などの各種手数料がかかることに留意する必要があります。

また、平成30年以降に、DCの拠出限度額の年単位化、企業年金へのポータビリティの拡充(DC ⇒ 確定給付年金(DB)移換)、個人型DCへの小規模事業主掛金納付制度の創設の法改正が施行される予定です。

いつもと文書の書き方が違うと思いませんか?それは今日のブログが事務所だより用に書いた原稿を使いまわしたからなんですよ、再利用なのでした。

話しは変わりますが、家の扇風機の1つが壊れてしまい新しい扇風機を買ったんですが、なんと壊れた扇風機は家にある扇風機の内で一番最近に買ったものだったんですよ、私の部屋にある扇風機なんて20年以上使っているのに一番新しいのが壊れるなんてどういうことでしょう。

やっぱり、よく分からないメーカーの2000~3000円くらいの扇風機だからすぐに壊れたんだと、今度はあまり安くはせずに7000円くらいのにしたんですが(でも、やっぱりメーカーはよく分からない)、今度は長持ちして欲しいものです。

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改正確定拠出年金法が成立 [FP]

改正確定拠出年金法が、今日24日の衆院本会議で成立したというニュースがありました。

確定拠出年金、主婦や公務員も対象に=改正法が成立 ( 時事通信 ) - Yahoo!ニュース

加入対象者が拡大したことばかり書いていますが、改正法の概要は、(1)企業年金の普及・拡大、(2)ライフコースの多様化への対応、(3)DCの運用の改善などで、加入対象者の拡大は(2)のことです。

記事には専業主婦、公務員の掛け金の上限が書かれていますが、書かれていない既に企業年金に加入している会社員(人数が一番多いのになんで書いてないんでしょうね)はというと、企業年金が確定供出年金のみの方は年間24万円(月額2万円)、企業年金が確定給付年金、または確定給付年金と確定拠出年金の両方という方は年額14.4万円(月額1.2万円)です。

改正確定拠出年金法のその他のポイントについては、後日にブログに書こうとおもいますので少しお待ちください。

話しは変わりますが、今日日中池袋にいたらあちこちでお巡りさんが警戒をする姿を見かけましたが、サミットがもうすぐだからなんでしょうね。

電車の中でも職員の方が怪しいものがないか警戒していましたし物々しいですね、なにもないのでしょうがチキンでテロが怖いのでサミットが終わるまで極力都心に出ないようにしようかと思ってしまいますよ。

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粒子線治療 先進医療で継続 [FP]

去年の8月に、重粒子線や陽子線を患部に照射してがんを治療する粒子線治療が既存の治療法との比較で優位性を示すデータを集められなかったので、先進医療からの除外や格下げを検討しているというニュースを紹介したブログを書きましたが、小児の固形がんに対する陽子線治療、切除できない骨がんへの重粒子線治療は健康保険の適用が認められ、その他は先進医療の枠組みのままで継続されるようです。

300万円かかる「がんの粒子線治療」は本当に夢の治療か? ( ダイヤモンド・オンライン ) - Yahoo!ニュース

記事には、粒子線治療が従来の治療よりも優位なのか、そうではないかが書かれていますが、そっちの知識はないので特にどうこう書くことはできません。

8月のブログも、今日のブログも、粒子線治療が先進治療から除外されたら、最近の民間の医療保険に「先進医療特約」を付けられるものが多いけどどうなるのって面から書いていますが、継続となるんですからそのまま~でいいですし、小児の固形がんと骨がんに対しての粒子線治療は保険診療になるのですから先進医療特約を付けていなくても安心して治療を受けられるということになるんでしょう。

とはいえ、2年後の評価ではどうなるか分りませんから、今後は保険会社もあまり先進医療特約を前面に出してPRしていくことはないのではと思います。

この期に及んで、「月80~100円の保険料をプラスすることで、300万円ほどかかる重粒子線、陽子線治療をカバーできますよ」って勧めてくる保険営業さんがいたら、その人のことはあまり信用しない方がいいでしょうね。

私はといええばもう保険屋さんをしていませんが、ファイナンシャルプランナーとして保険の相談を受けたときに先進医療特約について訊かれたら、当時と同じく「別にいらないんじゃないですか」とお答えするでしょうね。

だいたい、月80~100円の保険料って確かに安いけど、純粋に保険にかかる料金っていくらなのよ、もっともっと安いんじゃないのと思いますから、本当に保険料が安いって思っていいのと感じます。

保険屋さんをしていたときに自分から付けたいという人を除いて先進医療特約を勧めたことはありませんでしたから、粒子線治療が先進医療特約の対象でなくなっても関係ありませんが、このブログのアクセス解析を見ると「粒子線治療」、「先進医療特約」で来ている人がけっこう多いので、今日はこの件について書いてみました。

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FPの日 [FP]

今日は何の日?、今日11月7日は平成27年の「FPの日」ですよ。

なんで平成27年のってつくかというと、毎年決まった日がFPの日になるわけではなくて、11月の第1土曜日がFPの日になるからです。

日本FP協会が、FP普及活動の一環として平成16年度から定めて、生活者向けに「くらしとお金」や生活設計に関するさまざまなテーマについて、全国でFPフォーラム(セミナーと相談会等)を開催しているそうで、ふーん、ファイナンシャルプランナーになってけっこう長いですが今年になって初めて知りましたよ。

確かにセミナーの講師をしませんかとか、運営のお手伝いをしませんかといったメールが来ていましたが(CFPになるとこの他にも試験の問題を作りませんかとかいったメールがよく来ます)、社労士業界では協会活動をしたがためにどんどん面倒事から逃げられなくなって大変なことになってしまっていますので、FPに関してまでもそうなってはたまらんといっさい協会の活動に参加していません。

社労士にしてもFPにしてもこうした活動に積極的に参加するべきだとは思うのですが、自分の仕事が第一で支障をきたすわけにはいかないですからね。

とまあ、日本FP協会の活動に及び腰の私ですが、ブログを通しての告知ぐらいはしますの日本FP協会のセミナー、相談会のホームページへのリンクを貼っておきます。

11月下旬までやっていますので、まだ間に合う地域もあるでしょう。

教育資金、家計のやりくり、住宅ローンなどを相談 | 日本FP協会:全国一斉『FPの日』-2015年
http://fpday.jp/#seminar_search

話は変わって今度は社労士の話題ですが、昨日の11月6日に今年の試験の合格発表があったのですが、今年の試験の合格率は2.6%とすごく低くなってびっくりなのでした、社労士って超難関資格になったの?

去年の合格率が9.3%で、10何年前の私が試験をうけたときも7~8%ぐらいでしたからね、今年はいったいなにがあったのでしょうか、そして合格率の低さはこれからも続くのでしょうか。

なにがあったのか、業界の内部事情に詳しそうな社労士さんに会ったら聞いてみることにします。

まあ、なにがあったのか知っても、それがブログに書けるかどうか分りませんけどねえ。

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粒子線治療、先進医療除外の可能性も [FP]

重粒子線や陽子線を患部に照射し、がんを治療する粒子線治療について、一部のがんでは、既存の治療法との比較で優位性を示すデータを集められなかったとする報告書を厚生労働省に提出したというニュースがありました。

<粒子線治療>先進医療除外も 一部のがん、優位性を示せず ( 毎日新聞 ) - Yahoo!ニュース

厚生労働省は優位性を示せない部位について、有効性や副作用の有無を調べる臨床試験を求める「格下げ」や、がんの進行度に応じて先進医療からの削除も検討するそうです。

なんでこの記事をブログで取り上げたかというと、最近の民間の医療保険は「先進医療特約」を付けられるものが多くて、多くの保険営業さんたちは「月80~100円の保険料をプラスすることで、300万円ほどかかる重粒子線、陽子線治療をカバーできますよ」ってこの特約を勧めたり、勧めてきたからです。

重粒子線、陽子線治療特約なら先進医療から外れても給付金は出るでしょうが先進医療特約ですからね、粒子線治療が先進医療から除外されたら給付金は出ないことになりますね、この営業トークで勧めてきた人たちどうするんでしょう。

今はもう保険の仕事をしていない私ですが、保険料がこんなに安いということはきわめて少数のよっぽど運が悪い人でない限りこの治療を受けることはないということだし、本当に有効な治療ならいつまでも先進医療でなく保険診療に切り替わるだろうから、自分から入りたいという人を除いて「先進医療特約ってどうでしょう」と聞かれたら「特にいらないんじゃないですか」とこれまで答えてきましたので、後から恨まれたり怒られたりするようなことはありません。

まさか、粒子線治療の優位性が証明できないなんてまでは考えていませんでしたが、結果的には間違っていないようです。

誤解のないように書いておきますが、粒子選治療になっても安心ですって勧めていた人たちは別にだまそうとして勧めていたわけではありませんよ、これはいいやって自分でも先進医療特約に入った人も多いですからね。

先進医療特約に限らず、多くの保険屋さん、多くのファイナンシャルプランナーが本心で「これはいい」と言っているからといって絶対的に良いというわけではなく、へそ曲がりで少数派の言っていることが良いということもあるのです。

まあ、そうはいっても、もし、私が先進医療特約を勧めなかった人の中に粒子選治療を受ける人が出ていたとしたら、私はその人からすごく恨まれたでしょうし先のことなんか誰も分りませんからね、結局は確率論でしかありません。

今日は珍しく保険の話になりましたが、私はもう保険屋さんではありませんのでファイナンシャルプランナーカテゴリとします。

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2015~17年度の全国平均介護保険料は5514円 [FP]

2015~17年の65歳以上の介護保険料(月額)が、高齢化の進行で全国平均が5,514円になったというニュースがありました。

<介護保険料>15年で倍増 利用少数に「払い損」の苦情も (毎日新聞 ) - Yahoo!ニュース

現時点では介護保険を利用するお年寄りは「少数派」で、市区町村には健康な高齢者から「保険料の払い損」との苦情も届いていて、高まる介護サービスの需要と保険料水準をどう両立するかの板挟みの苦悩が続いているそうです。

なにもしてもらっていないのに高い保険料だけ取られるのは、不公平で馬鹿馬鹿しいですよね。

ただね、この記事の平均保険料の5,514円のところに65歳以上ってなっていますが、介護保険の保険料を払う被保険者って65歳以上の第1号被保険者(この記事に書かれている人のことです)と、40歳以上65歳未満の第2号被保険者の2つに分かれている仕組みで、第2号被保険者も介護保険を利用することはできますが、その要介護状態になる原因が16種類の特定の病気に限定されていて、どんな原因でも利用できる65歳以上の人に比べれば最初から払い損な仕組みになっているんですよ。

それに医療にしても、医者にかからず保険料ばかりを払う若い人がいるからお年寄りもお医者さんに診てもらえるわけで、「保険料の払い損」なんて言い出したら保険の仕組みが成り立ちません。

紹介した記事には5,514円になってスタートしたときの2倍近くになったとまでしか書かれていませんが、厚生労働省のホームページの新着情報を見ると今後の見込みが書かれていました。

平成32年度見込み6,711円、37年度見込み8,165円・・・、これは苦情ぐらいですまなくなっていきそうです。

ではどうするか、国庫負担の割合を高くするしかないのでしょうがそれも限度がありますので、これは私の予想ですが、市区町村から都道府県への運営移管(これは国民健康保険でもしようとしています)、あとは40歳からの第2号被保険者の年齢の引き下げなんかの話が出てくるんじゃないかと思います、少子高齢化の影響ってじわじわ来て怖いですね。

今日のブログのカテゴリーは、介護保険も社労士の扱う法令なんですけど生活全般の話題としてFPカテゴリーにしましたよ、まあ、どのカテゴリーでも読む方には関係ないですけどね。

今日の息抜き動画は、逆立ちになって降参するネコちゃん動画です。



私にはそう見えましたが、動画のタイトルを見るとカポエラ(どっかの国の武術ですよね)のファイティングポーズになっています、このニャンコはなにがしたかったのでしょうか。

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1級ファイナンシャル・プランニング技能士試験 合格 [FP]

9月14日に受験した1級FP技能検定実技試験の合格発表が今日にあり、ネットで確認しましたが無事に合格していました。

まあ、この試験はCFP試験に合格した人へのご褒美試験のようなもので、今回の試験の合格率なんて97.7%ですからね、受かって当たり前の話なのです。

これで民間資格ですが国際的な資格のCFPと、公的資格の1級ファイナンシャル・プランニング技能士の両方が取得できましたよ。

とはいえ名刺などでの肩書きはCFPでも、1級ファイナンシャル・プランニング技能士でも、両方名乗るわけでなく、これまでどおりのファイナンシャルプランナーでいくつもりです。

だいたい、CFPは短いからともかく、技能士は1級FP技能士と省略してはだめで1級ファイナンシャル・プランニング技能士と正式に表記しなければならないようで、そんなに長い資格名を名乗ってられませんよ、シンプルにファイナンシャルプランナーにします。

このブログにCFPに挑戦しますと書いたのが2011年の4月で、すべてが完了するまで3年半もかかってしまいました(当初はCFP試験の後に技能士試験を別に受けるという仕組みもしりませんでした)。

もちろん3年半ずっと勉強をしていたわけでなく、半年ごとの試験の1ヶ月前にしか勉強していませんけど(受験していない時期もあったし)、もう資格試験の受験はしばらくはお腹いっぱいですから次の目標は先月のブログにも書きましたが試験のない成年後見人にします。

さいわい抽選に当たったのかそれとも抽選にならなかったのかしりませんが、先日に申し込んだ社労士成年後見センター東京が開催する成年後見人養成研修の受付があり受講料の振込みをしました。

社労士としての後見人の養成講座なんですけど、成年後見人にはCFP、1級FP技能士としての知識がきっと役に立つことでしょうね。

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