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グッピー、沖縄に進入 [生き物]

沖縄の河川で、熱帯魚のグッピーが確認されメダカの生息状況が懸念されるというニュースがありました。

メダカの生息危機 外来種のグッピー侵入

記事は、

〉 【北部】絶滅危惧(きぐ)種として環境省のレッドデータブックにも記載されているメダカ。その数少ない生息地となっている本島北部で、外来種のグッピーが侵入し、絶滅の危機にさらされている。自然活動グループの「ブナガヤ・へリテージクラブ」が、8月に大宜味村内の河川で調査を行ったところ、メダカと同数程度のグッピーを確認。代表理事の玉城錦栄さんは「グッピーがどうやって入り込んだか分からない。メダカの保護をみんなで考えなければ」と話した。

〉 クラブは、これまでに県内のメダカの生息状況をくまなく調査。その中でも、大宜味村内の河川は、昔ながらの自然が残され、メダカやトウギョが生息する貴重な場所となっていた。  しかし、昨年1月に現地を調査したところ、それまでいなかったグッピーを初めて確認した。グッピーの侵入によってメダカが駆逐されていくことから、玉城さんらは「なぜ、どこから持ち込まれたのか」と大きな衝撃を受けた。その後のメダカの生息状況が懸念されたが、8月の調査では、グッピーの数も増えていたものの、多くのメダカも確認。

〉 玉城さんは「どうにか絶滅を免れた」と安堵(あんど)しながらも、「今後も注意深く観察しなければならない」と危機感を強めている。  同所は、6年前に河川改修工事が行われた際に、同クラブのメンバーらによってメダカの救出作戦も行われた場所。玉城さんは「県内でもメダカが自然に生息できる貴重な場所。その保護に多くの県民がもっと関心を持ってほしい」と訴えた。

とあります。

グッピーは、あのヒラヒラした優雅な姿に似つかわしくなく、以外に水の汚れに強いですし、沖縄ぐらい暖かい場所であれば、熱帯魚なんで水温の低下によって越冬できないということもないので、この河川に限らずあちこちでメダカの脅威になっているみたいです。

でも日本では、別に暖かい沖縄でなくても、伊豆などの温泉が川に流れ込む温泉街や、暖かい工場排水が流れ込む川なんかでも野生化して自然繁殖しているんですよ。ボウフラ対策のためにグッピーを繁殖させている浄水場もあるみたいです。

まあこういう特殊な環境の川でなくても、地球温暖化によって熱帯魚が自然に越冬できる地域は、今後どんどん北上して増えてくるのかもしれませんね。でも魚である以上、自分で勝手に川を移るわけにはいきませんので、心無い人が放流することから始まるんでしょうが、こういうことは絶対やめて欲しいものです。

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