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熱中症での労災死 [社労士]

9月になってもちっとも涼しくならず、暑い日が続いていますが、9月1日時点での今年の熱中症による労働災害の死者が33人になったというニュースがありました。ニュースはこちらです。

熱中症で労災死、過去最多の33人

記事は、

〉 今年の熱中症による労働災害の死者が33人(9月1日現在の速報値)に上り、統計を取り始めた1997年以降で最多になったことが6日、厚生労働省のまとめでわかった。

〉 今夏の記録的な猛暑が原因とみられ、今後も平年より気温の高い状態が続くと予想されていることから、同省は企業側に対し、熱中症対策の徹底を呼びかけている。

〉 発表によると、これまで熱中症による労災の死者が最も多かったのは2001年で24人。昨年は8人だった。今年の死者33人を業種で分類すると、建設業13人、製造業5人、農業4人、警備業2人などで、外で作業する業種が目立っている。

〉 月別では6月1人、7月21人、8月11人で、猛暑が続いた7月以降の死者が大半を占める。

〉 また、同省の7月末現在の集計では、建設業の墜落・転落での死者は81人(前年同期比30・6%増)。同省は「暑さによる作業中のふらつきや注意力の低下、疲労の蓄積が、ほかの労災も誘発させているのではないか」とみている。

とあります。

この暑い中、屋外で働いている方を見かけると、傍で見ても大丈夫だろうかと心配してしまいますが、残念ながら熱中症で亡くなる人は少なくないんですね。熱中症で亡くなるというと高齢者を思い浮かべてしまいがちですが、仕事中に亡くなったということですから33人の中には若い人、働き盛りの人も多かったのでしょうか。

水分をこまめに補給する、休憩を増やすなどといった対策はあるのでしょうが、相手がお天気の問題ですので、根本的に解決するためには涼しくなるのを待つしかないという、どうもしようがない問題ですね。

今回は、残念ながら熱中症で亡くなったしまった人数についてのニュースでしたが、亡くなりはしないまでも病院にかかったり、はては入院をする羽目になったいう人もかなり多いのではと思いますよ。いったいどのくらいの人数になるのでしょうか。

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