ガン保険

生命保険をマイカテゴリーに登録しておきながら、今まで生命保険についてまったく書いていませんでしたので、今日は生命保険の中からガン保険について書きたいと思います。

保険屋さんからガン保険を勧められるときに、｢男性の2人に1人はがんにかかります。｣、｢女性の3人に1人はがんになります。｣といった説明を受けることがあると思います。こういう言葉を聞くと自分ががんにかかってしまう想像をしがちですが、｢男性の2人に1人はがんにかかる｣、｢女性の3人に1人はがんになる｣ということは、｢男性の2人に1人はがんにかからない｣、｢女性の3人に2人はがんにならない｣といっていることだと気づくべきです。この種の営業トークは他にも沢山ありますが、聞いた場合に鵜呑みにせずに裏から聞いてみることが大事だと思います。

ただし、この手の営業トークがあるから保険業界は汚いなんて非難する人がたまにいますが、別にうそを言っているわけではないので私は問題ないと思います。保険だけに限らず、なにを買うときにもこの手の営業トークは存在します。営業マン、店員さんの言うことを鵜呑みにしてはいけないでしょう。それなのに保険業界だけが非難されるいわれはないと思います。

がんは確かに特別な病気で、経済的な負担をより要します。しかし2人に1人、3人に2人ががんにかからないのであれば、かからなかったときに払い込んだ保険料が、安心料だったと納得できるぐらいの保険料でよいのではないかというのが、私のガン保険に関しての考えです。

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社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー・DCプランナー 安部事務所

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