CFP試験を受けての感想 [FP]
19日にCFPの試験を受けて2日たちました。
今日はCFP試験を受けての感想をブログに書きます。
合わせてこの1ヶ月にした勉強方法も書こうかと思いましたが、偉そうに書いておいて不合格でしたとなるとかっこ悪いので止めておきましょう。
勉強の仕方については来月の合格発表後に書こうと思います(仮に不合格であっても反省するためにどのような勉強をしてきたか書こうと思っています)。
私が今回受けた2科目の内、「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」の科目は健康保険や年金の問題が出るので、大昔に受けた社労士の試験の科目と被る部分があるのですが、CFPの試験と社労士の試験は大きく異なります。
例えば健康保険の高額療養費を例にあげると、社労士の試験では高額療養費の自己負担限度額を求めるための“80,100円+(医療費-267,000円)×1%”という計算方法そのものを覚えておかなければなりませんが、CFPの試験では計算方法は問題に書かれていた上で医療費が具体的にいくら掛かった場合に高額療養費の自己負担限度額がいくらになるかを計算させるといった問題が出ます。
もちろん、CFPの試験がまったく記憶をする必要がないわけでなく知識を問われる問題も出るのですが、傾向としてはCFPの試験の方が実践的です。
健康保険の制度そのものの理解を問われる社労士の試験に対し、CFPの試験は実際に相談に乗った時のアドバイスの仕方を想定して出題されるということなのでしょう(ねんきん定期便の見方なんて問題が出ることもあるようです)。
社労士の試験とCFPの試験のどちらが正しいなんてことは決め付けることはできませんが、まあ、実際に相談に乗るのであれば社労士であってもFPであっても資料を見ながら相談に乗って構わないわけですから、CFPの試験の方が現実にそった試験なのかもしれませんね。
計算は暗算でおこなうわけではなく、電卓の持込みでの使用が認められています。
先ほどの高額療養費のような簡単な計算式であれば何とかなるのですが、基本的に数字に弱いもので計算が複雑になると電卓を使っていたとしても計算ミスをしかねません。
標準報酬月額×1,000分の7.125×月数×1.031×0.981×3/4(遺族厚生年金の計算法の省略例です)のように小数点、分数が混ざった計算になると、頭では分かっているのに計算を間違えて残念な結果になったりします(さらにパーセンテージが入ってたりすると、もう、勘弁してよという気になります)。
このように計算に時間を取られる問題が随所に含まれている全部で50問の問題を2時間で解かなければなりません。
私が受けた2科目共に時間が足りずに問題が全部できなかったということはありませんでしたが、問題をもう一度見直すという余裕は全くありませんでした。
面倒な計算問題を後回しにするというようなテクニックが、あるいは必要なのかもしれませんね。
何はともあれ、今回の経験を参考にして残りの4科目(あるいは5、6科目?)の試験に挑もうと思っています。
ま、ぼちぼちと頑張っていきましょうか。
私の事務所のホームページです。こちらもご覧ください。
社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー・DCプランナー 安部事務所(クリックしてください)
今日はCFP試験を受けての感想をブログに書きます。
合わせてこの1ヶ月にした勉強方法も書こうかと思いましたが、偉そうに書いておいて不合格でしたとなるとかっこ悪いので止めておきましょう。
勉強の仕方については来月の合格発表後に書こうと思います(仮に不合格であっても反省するためにどのような勉強をしてきたか書こうと思っています)。
私が今回受けた2科目の内、「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」の科目は健康保険や年金の問題が出るので、大昔に受けた社労士の試験の科目と被る部分があるのですが、CFPの試験と社労士の試験は大きく異なります。
例えば健康保険の高額療養費を例にあげると、社労士の試験では高額療養費の自己負担限度額を求めるための“80,100円+(医療費-267,000円)×1%”という計算方法そのものを覚えておかなければなりませんが、CFPの試験では計算方法は問題に書かれていた上で医療費が具体的にいくら掛かった場合に高額療養費の自己負担限度額がいくらになるかを計算させるといった問題が出ます。
もちろん、CFPの試験がまったく記憶をする必要がないわけでなく知識を問われる問題も出るのですが、傾向としてはCFPの試験の方が実践的です。
健康保険の制度そのものの理解を問われる社労士の試験に対し、CFPの試験は実際に相談に乗った時のアドバイスの仕方を想定して出題されるということなのでしょう(ねんきん定期便の見方なんて問題が出ることもあるようです)。
社労士の試験とCFPの試験のどちらが正しいなんてことは決め付けることはできませんが、まあ、実際に相談に乗るのであれば社労士であってもFPであっても資料を見ながら相談に乗って構わないわけですから、CFPの試験の方が現実にそった試験なのかもしれませんね。
計算は暗算でおこなうわけではなく、電卓の持込みでの使用が認められています。
先ほどの高額療養費のような簡単な計算式であれば何とかなるのですが、基本的に数字に弱いもので計算が複雑になると電卓を使っていたとしても計算ミスをしかねません。
標準報酬月額×1,000分の7.125×月数×1.031×0.981×3/4(遺族厚生年金の計算法の省略例です)のように小数点、分数が混ざった計算になると、頭では分かっているのに計算を間違えて残念な結果になったりします(さらにパーセンテージが入ってたりすると、もう、勘弁してよという気になります)。
このように計算に時間を取られる問題が随所に含まれている全部で50問の問題を2時間で解かなければなりません。
私が受けた2科目共に時間が足りずに問題が全部できなかったということはありませんでしたが、問題をもう一度見直すという余裕は全くありませんでした。
面倒な計算問題を後回しにするというようなテクニックが、あるいは必要なのかもしれませんね。
何はともあれ、今回の経験を参考にして残りの4科目(あるいは5、6科目?)の試験に挑もうと思っています。
ま、ぼちぼちと頑張っていきましょうか。
私の事務所のホームページです。こちらもご覧ください。
社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー・DCプランナー 安部事務所(クリックしてください)
難しそうですネ、僕にはチンプンカンプンです。
多分合格ですヨ。
by ばん (2011-06-21 21:15)
ばんさん、こんばんは。
はじめましてですね、今後も宜しくお願い致します。
合格しているといいんですけどね。
by heroherosr (2011-06-21 22:48)
heroherosrさん、はじめまして。
FP検索でこちらのブログに来ました。
「CFP試験」受検お疲れ様でした。
試験後に問題は回収されてしまうので、答え合わせができないので来月の結果が出るまでしっくりしない日々が続きますね。私も最後の金融資産が出来なくて、今回3回目でしたがおそらくアウトの予感です。
heroherosrさんは今回初めての挑戦のようですが合格されていると良いですね。これからも宜しくお願いします。
by nishi (2011-06-22 09:05)
nishiさん、こんばんは。
はじめまして。
同じCFP受験生だけでなく、社労士の同業者さんでもあるのですね。
お会いできてうれしいです。
nishiさんは「金融資産運用設計」以外の5科目はもうクリア済みなんですね、すごいです。
こちらこそ、今後も宜しくお願い致します。
by heroherosr (2011-06-22 20:11)
試験が終わって一段落ですね。お疲れさまでした。
私は秋に挑戦することにしました。
そろそろ過去問に取りかからないと。と思っています。
by しげさん (2011-06-22 23:06)
しげさんさん、こんばんは。
しげさんさんは今回は見送られたのですか。
私も来月の合格発表後には秋に受験する科目を決めて、今度は早めに取り掛からなくてはと思っています(だから、少しはゆっくりするつもりです)。
by heroherosr (2011-06-23 20:45)