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納付期間延長、支給年齢引き上げを検討 [社労士]

厚生労働相が国民年金の納付期間延長、支給開始年齢の引き上げを検証、検討、試算をし、諮問機関の社会保障審議会が夏にスタートする年金改革議論のたたき台とするというニュースがありました。

納付期間延長を検討 年金支給、年齢引き上げ模索 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

納付期間延長は60歳までの40年間納付する仕組みを段階的に延長し65歳までの45年間にしようというもので、支給開始年齢の引き上げは現在の65歳から67歳、68歳に引き上げようというものです。

支給開始年齢の引き上げはこれまでに何回か話が出てこのブログでも取り上げていましたし、納付期間延長も今月の初めに「マクロ経済スライド」を強化するというニュースに合わせてブログに取り上げました。

ただ、そのときには保険料納付期間が長くなった分もらえる年金額が増えるのか、それとも年金額は据え置かれるのかは分からなかったのですが、この記事を読むと年金の額は増えるみたいですねえ、まあ当たり前ですか。

となると、国民年金はざっくりとですが40年間保険料を払うと年額80万円の年金が受給できる仕組みですから、65歳までの45年間払えば90万円の年金が払われるということで月にすると75,000円ですか、やっぱり国民年金だけで暮らすのは難しそうです。

ただ、支給開始年齢の引き上げは世論の抵抗が強いとのことで、まっそれはそうでしょうね「引き上げま~す」と言われて「どうぞ、どうぞ」となるわけがありません。

いくら世論の抵抗が強いとしても支給開始年齢の引き上げは避けられないでしょうね、厚生労働省は誠実に対応して理解してもらうしかないでしょう。

まあ、納付期間延長も支給年齢引き上げもいきなりするものではなく何年もかけて段階的に導入するもので、となると私のようなおっさんには影響はなく、割を食うのは若い人だからしょせん他人事で、だから気楽に仕方がないよなんて思っちゃうのでしょうね。

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